2011年 02月 25日
映画9 「太平洋の奇跡」 |
この映画は実話を元にしているそうです
主人公の大場大尉(竹之内豊)はサイパン島で日本軍が玉砕してから
生き残った兵隊達とジャングルの中に隠れて
終戦までの約500日を戦って生きて日本に帰ってきたと言う事です
しかしこの映画まったく緊張感が有りませんでした
言うまでも無くサイパン島は日本軍が玉砕して
民間人は万歳と言ってがけから飛び降りた島です
その島でまだ戦闘が続いている時の映画です
生きるか死ぬかと言う切羽詰った状況が目の前にあるのです
アメリカ軍は島を占拠しています
そういう状況ですがなぜだかこの映画の中の
アメリカ人も日本人も緊張感が伝わってきません
そして500日と言う長さが伝わってきません
たぶん視点がずれてしまったのだろうと思います
アメリカ軍が沢山出てきて
あたかも生き残った日本軍がアメリカ軍と勇敢に最後まで戦って
民間人を守りぬいたと言うようしたかったのかもしれませんが
大場大尉が戦っていたのは早く死なせてくれと言う部下や
飢えではなかったかと思います
500日ジャングルに隠れていたのではないかと思います
それはそれでけして不名誉な事ではありません
部下を無駄に玉砕させずに生きて日本に帰した事は
ほめられる事だと思います
その視点がどこに有るのかはっきりしない感じでした
「フォックスと呼ばれた男」と言う事でアメリカ軍に恐れられたと言う風に
映画では描かれていますが
フォックスは恐れられる存在ではなく
恐れられる存在ならばウルフではないかと思います
フォックスはずる賢いというイメージではないでしょうか
そういう見方で作ったら又違った映画になったのではないかと思います
ジャングルの中でばったり会った民間人が「ベンガル」さんで
又別にジャングルの中をさまよっていた兵隊が
刺青を入れて頭を丸めた「唐沢寿明」では
なんだか緊張感がありませんでした 2.5点
by ichiichik
| 2011-02-25 17:11
| 映画
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Comments(10)
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エンドウマメ
at 2011-02-25 18:32
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戦争の映画は、難しいですよね。 リアリティを取るのか
フィクションで行くのか。 でも500日は、長いなぁ。
フィクションで行くのか。 でも500日は、長いなぁ。
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tagu
at 2011-02-25 18:39
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大棟梁
at 2011-02-25 20:44
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二十数年前、サイパンに行きました。
できればもう一度行ってみたいです。
できればもう一度行ってみたいです。
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S.SHIN
at 2011-02-25 21:51
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「唐沢寿明」ではなく松やったら
緊張感があったかもぉ~なぁ~んちゃって。
緊張感があったかもぉ~なぁ~んちゃって。
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紅ちゃん
at 2011-02-25 22:52
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2・5点を先に見てしまったので
評論をよみませんでした、すいません~
評論をよみませんでした、すいません~
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ichiichik at 2011-02-26 17:13
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ichiichik at 2011-02-26 17:15
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ichiichik at 2011-02-26 17:15
大棟梁さま
良くぞ生きて帰っていましたねー
良くぞ生きて帰っていましたねー
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ichiichik at 2011-02-26 17:16
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ichiichik at 2011-02-26 17:17