2013年 02月 14日
DVD キネマの天地 |
キネマの天地です昨日やっと見ました
物語は無声映画からトーキーに移り変わる頃の
松竹蒲田撮影所の物語です
日本映画が隆盛を極めていた頃の物語で
僕の子供の頃には今住んでいる町にも2軒の映画館がありました
親父に連れて行ってもらって市川歌右衛門や嵐勘十郎の時代劇を見に行きました
いつ行っても館内は満員でした
この映画は全てセットで撮影されていました
僕はそこが良かったと思いました
かって上海バンスキングという自由劇場の芝居がありました
吉田日出子さんが主演でこの映画と同じ様な時代で戦争の足音が近づいてきて
日本に住みにくくなったジャズ面たちが上海に逃れジャズの演奏活動を続ける物語で
ジャズクラブの舞台が主で劇団員が舞台上でジャズを実際に演奏して吉田日出子さんが歌っていました
この劇が話題になって松竹が映画化しました
松坂恵子さんが主役で風間守夫、宇崎竜童さんが出ていてで大々的に上海ロケを行いましたが
出来た映画の評判は良くありませんでした
この松竹映画の評判が良くなかったので自由劇場も劇を映画にしました
こちらは全てセットで部屋の中のシーンだけでした
上海の様子は聞こえてくる音だけでの表現でした
僕もこの三作品を見ましたがやはり上海ロケは失敗だったと思います
人間には想像力がありますが実際に見せられてしまうと想像力が働きません
又想像力を働かせることが出来ません
そこを勘違いしてはいけないと思います
先日のラミゼラブルに良く無い評価をしましたが
CGを多用したところが良くないのです
CGが悪いというより使い方が良くありません
何でもかんでも見せればよいと言うものでもありません
見せないことによって想像力をかき立てることが必要です
さーどうぞ見てくださいと言って大股開いて迫ってこられてもどうしようもありません
そんなことされても興ざめするだけです
最近はCGが大流行ですがMIDIと同じようにどう使うか上手に使って欲しいものです
by ichiichik
| 2013-02-14 17:10
| 映画
|
Comments(3)
Commented
by
エンドウマメ
at 2013-02-14 19:43
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この映画は、まだ見てないです。 ウチの近くにも、京一会館と云う
映画館がありました。 一時期は斜陽で傾いていたのですが、3本立ての
リバイバル館になったら人気が出ました。 時には5本立てになったり
僕らが小学生の頃は、東映マンガ祭りで朝から晩まで入れ替えなしで
映画を見ていました。 昼ご飯と水筒を持って・・・懐かしい思い出です。
映画館がありました。 一時期は斜陽で傾いていたのですが、3本立ての
リバイバル館になったら人気が出ました。 時には5本立てになったり
僕らが小学生の頃は、東映マンガ祭りで朝から晩まで入れ替えなしで
映画を見ていました。 昼ご飯と水筒を持って・・・懐かしい思い出です。
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Commented
by
S.SHIN
at 2013-02-14 22:32
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自由劇場の上海バンスキングは
30年ぐらい前に観に行った記憶があります。
30年ぐらい前に観に行った記憶があります。
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by
BE
at 2013-02-15 09:58
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懐かしい時代いっぱいの映画ですね。子供の頃に見た
映画をいろいろ思い出します。
映画をいろいろ思い出します。