2017年 06月 23日
映画24 TAP The Last Show |
今日はこの映画を見に行って来ました。
水谷豊さんが若いころから温め続けてきた企画だそうで
やっと形になりました
水谷さんは主役兼監督で
若いころはタップダンサーの第一人者でしたが舞台で骨折をして再起不能になり
それ以後は酒びたりの生活が続いています
それから30年以上が過ぎて時代は変わり
劇場に人が入らなくなりました
そんな劇場のオーナーが岸辺一徳さんです
もう劇場も立ち行かなくなり最後のショーを華々しく行いたいから力を貸してくれと
酒浸りの過ってのダンサーの所へ話を持て来ます
そしてラストショーへ向けての話が盛り上がっていくのでした
この映画は夢を追いかけ続ける人達の物語でした
そして夢を持ち続ければいつかはかなう時が来ると思わせてくれました
タップダンサーの物語ですのでタップダンスの場面がいっぱい出て来ます
最後のショーの場面は劇場から中継しているかのように
20分以上にもわたってタップダンスの舞台が映し出されました
こんなにタップダンスを見せてもらったのは初めての事でした
その迫力には引き込まれてしまいました
そしてこの映画はどこと言うことは無いのですが
どことなく良き時代のアメリカ映画の雰囲気を漂わせている感じがしました
この辺りにもこだわって編集がなされていたのかと思いました
アメリカ映画と違うのは主役が最後にスポットライトを浴びる事なく
静かに去っていくところだったのでしょうか
今まで見たことのない水谷さんの一面を見させていただいた感じでした 5点
by ichiichik
| 2017-06-23 16:59
| 映画
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