2009年 04月 15日
映画20 「ニセ札」 |
監督はキム兄こと木村祐一
時代は昭和26年
舞台は山梨県の紙漉きの村
昭和25年に聖徳太子の1000円札が新しく発行される(僕の生まれた年)
かげ子(倍賞美津子)は小学校の教師をしている
小学校の図書室には軍国教育に関する本は皆焼いてしまったのでほとんど本がない
子供達はぼろぼろになった本を取り合いして読んでいるがお金がないので新しい本を買ってやれない
その翌年小学校の教師をしているかげ子の所に教え子で
闇屋の様なちょっと怪しいことをしているシンゴがたずねてくる
その用件はニセ札作りに協力してもらえないかと言うことだった
ニセ札作りのメンバーは
村の名士で戦争中は関東軍で中国の贋札を作っていたと言う戸浦(段田安則)
写真屋(木村祐一)、紙漉き職人、怪しい闇ブローカーのシンゴとその愛人の飲み屋の女
そして戸浦の部下で関東軍で偽札の印刷をしていた男
もちろんかげ子はそんな悪いことをしてはいけないと言うが
戸浦の「ニセ札で誰が死にます?誰が損します」
「僕達はニセ札を作るんではないのです本物の1000円札を作るんです」
とう言う説得にかげ子なりの思惑が加わってかげ子もにせ札作りに加わっていよいよ本格的にニセ札作りが始まります
それぞれの思惑が絡まりあいまた裏切りも有ったりしながらもニセ札は完成します
でもニセ札はやはりばれてしまい皆捕まって裁判に掛けられ有罪になります
そしてその後のことがテロップで流れます
「かげ子の取り分の数万円はその後行方がわからなかった」
最後の場面はかげ子のいなくなった小学校
生徒達の集まる図書室の本棚にはいっぱいの本
外の運動場では子供達の元気に遊ぶ声
細かい所には荒削りな所もありますがなかなか良い映画に出来上がっています
舞台に設定は山梨県ですがロケは美山で行われたようで
川の流れや山の緑がSHINちゃんのブログで見ているのでなんかどこかで見たような感じがしていました
最後にロケ地に美山が出てきて納得しました 4点
by ichiichik
| 2009-04-15 17:55
| 映画
|
Comments(10)
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tagu
at 2009-04-15 18:35
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以前DVDで「ヒトラーの贋札(にせさつ)」を見ました
いい映画でしたが
この映画も面白そうですね
いい映画でしたが
この映画も面白そうですね
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大棟梁
at 2009-04-15 20:47
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うちにはきれいに写るカラーコピー機がありますが・・・
だめです。
だめです。
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S.SHIN
at 2009-04-15 21:36
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それは気になりますねぇ~
DVDになったらぜひチェックしたいと思います。
DVDになったらぜひチェックしたいと思います。
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紅ちゃん
at 2009-04-15 22:00
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ムー
at 2009-04-15 22:18
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二時間もじっと座ってるのは腰に悪いと思います。
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ichiichik at 2009-04-16 17:13
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ichiichik at 2009-04-16 17:14
大棟梁さま
ニセ札は紙作りから始めないとだめみたいです
ニセ札は紙作りから始めないとだめみたいです
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ichiichik at 2009-04-16 17:16
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ichiichik at 2009-04-16 17:18
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ichiichik at 2009-04-16 17:20