2013年 10月 20日
映画36 人類資金 |
今日はコンサートの打ち合わせで一宮まで出かけました
行くついでに小牧でこの映画です
「人類資金」と言うタイトルですが
いわゆる終戦のときに軍が持ち出した金塊が元になっている資金の話しです
その金があったのかなかったのか
主人公の男(佐藤浩市)は資金繰りに困っている会社に出かけていって
国家が裏で管理しているいわゆるM資金なるものがあって
あなたの会社に融資ができますと話を持ちかけて手数料詐欺をしている詐欺師です
そんなことをしていて警察に捕まりそうになるのですが
そこに出てくるのがMと言う男(香取慎吾)で本当にM資金なるものがあるので
それを騙し取る計画ですから仲間に入ってくれと言われて
半ば強制的にその組織に入っていきます
ここのところの騙し取る手口は経済がどうとかこうとか良く判らない所がありました
人をだます話なのでどこまでがほんとでどこからがうそなのか難しいのです
騙し取る舞台がロシアだったり
M資金を管理しているのがアメリカの組織で
その組織からこの計画を阻止するための暗殺者が送り込まれてきたり
荒唐無稽な物語のようでしたが
M(香取慎吾)はこの騙し取った資金で世界を変えようと言う
Mの腹心の男は石という名で(森山未来)東南アジアの貧しい国の男
自分の国の現状を世界に訴えたい
この国の代表として国連での演説ができるようになるのだが
アメリカのM資金のほうから妨害が入って
演説会場の人たちがみんな席を立って出て行こうとする
石はPDA携帯の端末をかざしてこれを見てくれという
ライブビジョンに写されるのは子供たちの笑顔
彼らは騙し取った金でPDA携帯を石の国の人たちに配っていた
足が止まった人たちに石が演説する
今の世界はこんな紙切れ紙幣であったり小切手であたり株券であったり
実体の無いものに価値をつけて奪い合っている
奪い合うことによって経済を発展させてきたが
これからの世界は奪いいうことから分け合う経済になっていく必要があるのではないか
荒唐無稽の物語だと思って見ていたのですが
この演説の一言を聴いてじんと来ました
金で無い価値をどこに見出すのかこれからの世界にテーマでしょう
いっぱい人が出てきて僕の弱い頭では整理が付きにくいところもありましたが
最後の演説がよかったので 5点
お金をもうけることは悪いことではないと思います
もうけたお金で何をするのかでその人の値打ちが決まるのではないでしょうか
ユニクロの社長はすごい金持ちですが彼は何をしたのでしょうか
会社を大きくすることも悪いことではありません
ちゃんと社員を雇いちゃんとした給料を払うこれが大事なところです
昔の社長さんは社員を大事にしました社員の生活を大事にしました
社員が在って会社が成り立っているのだと考えていました
そんな考えの経営者はほとんどいなくなりました
この先どこへ行くのでしょうか
by ichiichik
| 2013-10-20 20:07
| 映画
|
Comments(6)
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エンドウマメ
at 2013-10-20 21:55
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よく新聞に、M資金詐欺と云うのが掲載されていました。 何で
こうも簡単に騙されるのかな?と思うのですが、口車に乗せられ
お金を渡してしまうのでしょう。 M資金・・・本当にあるのかな?
こうも簡単に騙されるのかな?と思うのですが、口車に乗せられ
お金を渡してしまうのでしょう。 M資金・・・本当にあるのかな?
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tagu
at 2013-10-21 06:09
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M資金詐欺、昔はよく聞きましたが
最近はだまされる人も、なくなったようですね。
最近はだまされる人も、なくなったようですね。
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紅ちゃん
at 2013-10-21 16:46
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ichiichik at 2013-10-21 18:09
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ichiichik at 2013-10-21 18:11
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ichiichik at 2013-10-21 18:13
紅さま
僕に金があったなら未来を担う子供たちのために使いたい
僕に金があったなら未来を担う子供たちのために使いたい