2019年 02月 01日
映画6 闇の歯車 |
今日は風の冷たい一日で近くの山が白くなりました
街中は白くなることはなく助かっています
さて映画の方ですがこの映画は六文銭の前に見て来ました
久しぶりの時代劇で原作者は藤沢周平さんです
江戸下町の小さな飲み屋です
背中が丸くなった親父がやっていておなかの大きくなった女が手伝っています
この親父の顔は出て来ませんしセリフもほとんどありません
客から娘さんのおなかが大きくなりましたねーと言われて
娘じゃないんで女房なんですと答えた位です
この飲み屋に一人で飲みに来る男たちがいます
一人は腕の良い細工職人ですが仕事もしないで飲んでばかり
いつも女房がのぞきに来ていい加減にしろと言って連れ帰られています
一人は大店の若旦那で親が決めた許嫁がいるんですが
色街の女に入れあげていて
両方の女から何時になったら一緒になってくれるのかと責められていますが
優柔不断のこの男は決めきれずに飲みに来てうだうだ言っています
一人は女と二人で脱藩してきた男で
その藩から追われる身を隠すように暮らしていますが
女は病に倒れて先行きの不安を酒で解消しに来ています
一人はばくち打ちの若者で女には逃げられて
やばい仕事でもして一山当ててやろうと考えながら飲んでいます
そんなところにどこかのご隠居のような男(橋爪功)が現れて
金になるいい話があるんですが乗りませんかと誘って来ます
皆金には困っていたので乗ってきます
この飲み屋の二階でもうけ話の密談おこなわれました
お上に収める金が集まる日があるのでそれを押し込みで奪おうと言うことでした
そして押し込みはうまく行って金を奪うことは出来たのですが
そこからそれぞれの人生の歯車が狂い始めます
押し込みとは関係ない所で狂い始めた歯車で奈落の底に突き落とされて行きます
主犯格の男も捕まって牢獄にと言う事になります
そして最後は飲み屋の場面に戻っていつもと変わらず
飲み屋は店を開いていておなかの大きな女房は
帰っていく客を見送りに店の前まで出てきたところで
今日に産気づいてうずくまります
それを見た店の客が女房のまわりに集まって来て抱き上げているところで
タイトルバックになりました
流れるタイトルバックを見ながら
人生悪い事に手を出してはいけない
地道に一歩一歩それが大事なんだと
飲み屋の親父が教えてくれていたんだなー
地道に生きていればあんな若い女房に巡り合える
そんな風になったらいいよなーなんて思いながら
タイトルバックも終わって会場の明かりがつくのかと思ったら
この後で一コマの映像が流れました
それを見てちょっと待ってよどういう事よ
それは無いでしょうなんて思いが駆け巡りました
この監督にすっかりやられてしまいました
何が起きたのかは書けません
ぜひ映画で見ていただけたらと思います
この映画おすすめします 5点
by ichiichik
| 2019-02-01 16:52
| 映画
|
Comments(6)
Commented
by
tagu
at 2019-02-01 18:50
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藤沢周平はほとんど読んでいますが
記憶がありません
映画も観てみたいですが
本をまず読んでみたいです。
記憶がありません
映画も観てみたいですが
本をまず読んでみたいです。
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エンドウマメ
at 2019-02-01 19:50
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京都も今朝は、小雪が舞っていました。 比叡山は雪で
真っ白になっていました。 でも下界は、雪はありません。
真っ白になっていました。 でも下界は、雪はありません。
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akatensan at 2019-02-01 21:02
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ichiichik at 2019-02-02 16:32
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ichiichik at 2019-02-02 16:32
エンドウマメさま
雪は山の上だけにしておいて欲しいですねー
雪は山の上だけにしておいて欲しいですねー
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by
ichiichik at 2019-02-02 16:34