2019年 07月 01日
映画33 新聞記者 |
今日も朝は雨でしたので
映画に出かけて来ました
「新聞記者」です
主人公の新聞記者は女性です。韓国のシム・ウンギョンさんが演じていましたが
とても良かったです
彼女は日本人の父と韓国人の母の間に生まれてアメリカで育っています
父親は新聞記者で政府の不正を暴くスクープ記事を書いたのですが
政府の方からそれは捏造したものだと反論されて
父親は追い詰められて自殺してしまっています
彼女は父親の遺志を継いで政治部の記者になっています
その彼女の所に匿名の人から文部省ではなく内閣官房の主導で
大学が新設されようとしていると言う詳細な資料が届きます
上司に相談しますが、
裏が取れないものは記事にはできないと言われてしまいます
もう一人の主人公は
内閣官房調査室に外務省から出向で来ている若手の官僚です
ここでは民意をコントロールするためにいろんな事が行われていました
これおかしいんじゃないですかと上司に聞くと
我々の役目は現政権の維持なんだそのためには多少のことは問題ない
そして気持ちのはっきりしない日々を送っていた時に
ここへ来る前の上司の自殺が伝えられます
なぜ彼は自殺しなければならなかったのか
新聞記者の女性と内閣官房の男がそれを追いかけ始まます
日本では政治の内側に切り込むような映画はなかなか作られません
この映画はかなり切り込んでいます
たぶんそうじゃないのと思っている所をはっきりさせていました
終わりの方で内閣官房の上司が言いました
「この国の民主主義なんて形だけでいいんだ」
今の自民党の多くの政治家もそう思っているんではないかと思えてしまいました
しかし見ていて下で働く官僚も大変だと思います
上の人の言う事はおかしいと思っても従わないと行けません
それおかしいのではなどと言うとどこかへ飛ばされてしまいます
こういうことは役人だけではなくて民間でもそうかもしれません
そんなことが僕にはできないので
大学に行くのもやめてお金にはならなくてもよいから
一人で出来る自営業を選びました
ただこの映画とても良かったのですが
日本映画の限界も感じました
アメリカの映画ではこういう映画の時に
実在の大統領のニュース映像が流れたり
実在の政治家の名前が出てきたりもしますが
日本ではそこまでは望めませんこの辺りが限界でしょうが
良く頑張っていたのではないかと思えました 5点
by ichiichik
| 2019-07-01 16:30
| 映画
|
Comments(3)
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by
Scheerhorn at 2019-07-02 00:53
この映画はとても興味がありますねぇ~~~
これ以上突っ込むと公開出来なかったかもですね。。。
これ以上突っ込むと公開出来なかったかもですね。。。
0
Commented
by
ichiichik at 2019-07-02 16:26
Commented
by
omachi
at 2019-08-08 01:50
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お腹がくちくなったら、眠り薬にどうぞ。
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読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
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