2007年 09月 27日
現状報告 |
病室の天井
病室の壁
入院した時にすぐCTの撮影がありました。
救急担当の医師に写真を見せられ説明を受けました。
この写真のこの所が肝臓でこの黒っぽくなっている所が癌です。
ほとんど癌やって事やないですか
そうですねーそういう事になります。
最末期の癌と言って良いでしょう
詳しくは担当の専門医に聞いてもらうとして、この癌は肝臓が始まりではなくて
どこかから転移してきた物だと思いますし
肝臓がここまでなっていると他に転移している可能性も十分あります。
25日に担当の医師からも説明がありましたが全く同じものでした
肝臓は沈黙の臓器と言われますが
肝臓が最末期の癌になり他からの転移と他への転移が否定できない状態で
お袋は全く元気でした
食欲が落ちた事は夏ばて症状になるまで一度も無く
どこかが痛いとか疲れたとか言う事も無く
痩せて来るとか顔色が悪くなってくると言う事も無く
外観の変化は専門の医者も含めて誰も気が付かないくらいありませんでした。
22日のデーサービスも食べれてないので少しつらそうでしたが
朝は自力で起きて体のつらさよりもデーサービスの楽しさの方が勝っていたのか
うれしそうに出かけていきました。
こんな事があるのでしょうかまだ信じられません
普通の生活が送られなかったのは入院してから3日だけでした。
25日の夕方急速に意識がおちて昏睡状態になりました。
だんだん反応もなくなってきています。
延命措置はしていませんので後は時間の問題になってきています。
お袋が最後に食べた物は大好きなメロンでした
最後になった給食にたまたまメロンが付いていて
おっかさんメロンやぞ食べるかと言うと
食べると言うのて口に入れてやりました。
おっかさんメロンはどおや
メロンはうんまぁ~~~~~~~~いなー
そおかそりゃーよかったもう一つどおや
食う、
と強い返事が返ってきました
もう一つ口に入れてやると
うまい
と言って食べましたが3つ目を勧めるともうご馳走さんで良いなといって食べれませんでした。
最後の言葉は
意識が落ちる少し前にお袋が窓の外を見ていたので
おっかさんいい天気やなーと声をかけると
ああいい天気や
空が青いぞ
ああ空が青くてきれいやなー
と言ってまたウトウトしてしまいました。
お袋が最後にきれいだと言った病室からの青い空
お袋はまだ生きていますが
意識はもうほとんど無く
苦しそうに息をしているのを見ると
治る見込みの無い状態では
がんばれとは声が掛けれません
ただ見ているだけです
ろうそくの炎が燃え尽きて消えるのを見ているだけです
今日もまた病院へ行ってきます。
病室の壁
入院した時にすぐCTの撮影がありました。
救急担当の医師に写真を見せられ説明を受けました。
この写真のこの所が肝臓でこの黒っぽくなっている所が癌です。
ほとんど癌やって事やないですか
そうですねーそういう事になります。
最末期の癌と言って良いでしょう
詳しくは担当の専門医に聞いてもらうとして、この癌は肝臓が始まりではなくて
どこかから転移してきた物だと思いますし
肝臓がここまでなっていると他に転移している可能性も十分あります。
25日に担当の医師からも説明がありましたが全く同じものでした
肝臓は沈黙の臓器と言われますが
肝臓が最末期の癌になり他からの転移と他への転移が否定できない状態で
お袋は全く元気でした
食欲が落ちた事は夏ばて症状になるまで一度も無く
どこかが痛いとか疲れたとか言う事も無く
痩せて来るとか顔色が悪くなってくると言う事も無く
外観の変化は専門の医者も含めて誰も気が付かないくらいありませんでした。
22日のデーサービスも食べれてないので少しつらそうでしたが
朝は自力で起きて体のつらさよりもデーサービスの楽しさの方が勝っていたのか
うれしそうに出かけていきました。
こんな事があるのでしょうかまだ信じられません
普通の生活が送られなかったのは入院してから3日だけでした。
25日の夕方急速に意識がおちて昏睡状態になりました。
だんだん反応もなくなってきています。
延命措置はしていませんので後は時間の問題になってきています。
お袋が最後に食べた物は大好きなメロンでした
最後になった給食にたまたまメロンが付いていて
おっかさんメロンやぞ食べるかと言うと
食べると言うのて口に入れてやりました。
おっかさんメロンはどおや
メロンはうんまぁ~~~~~~~~いなー
そおかそりゃーよかったもう一つどおや
食う、
と強い返事が返ってきました
もう一つ口に入れてやると
うまい
と言って食べましたが3つ目を勧めるともうご馳走さんで良いなといって食べれませんでした。
最後の言葉は
意識が落ちる少し前にお袋が窓の外を見ていたので
おっかさんいい天気やなーと声をかけると
ああいい天気や
空が青いぞ
ああ空が青くてきれいやなー
と言ってまたウトウトしてしまいました。
お袋が最後にきれいだと言った病室からの青い空
お袋はまだ生きていますが
意識はもうほとんど無く
苦しそうに息をしているのを見ると
治る見込みの無い状態では
がんばれとは声が掛けれません
ただ見ているだけです
ろうそくの炎が燃え尽きて消えるのを見ているだけです
今日もまた病院へ行ってきます。
by ichiichik
| 2007-09-27 06:41
| 介護
|
Comments(7)
Commented
by
藤山窯et
at 2007-09-27 15:39
x
ただ見ていることしか出来ない。。
でも久米君は看取り、お母さんは看取られて、この上も無い有りがたいお別れの仕方だと思います。
そしてこの1年半、献身的な長男に支えられ、苦しみの無い最期を迎えられたお母さんは、この上も無い幸せな方だと思います。
多くの人が望むお別れの仕方ですね。
皆さんの気持ちが穏やかでありますように。。
でも久米君は看取り、お母さんは看取られて、この上も無い有りがたいお別れの仕方だと思います。
そしてこの1年半、献身的な長男に支えられ、苦しみの無い最期を迎えられたお母さんは、この上も無い幸せな方だと思います。
多くの人が望むお別れの仕方ですね。
皆さんの気持ちが穏やかでありますように。。
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by
S.SHIN
at 2007-09-27 19:35
x
そうですかぁ・・・・・
うちのオヤジも癌で逝きました。
オヤジが入院中に我夢土下座の「あともう少しこのままで」を聴いて
涙が止まりませんでした。
くめさんも今はそんなご心境ではないでしょうか・・・
お気持ちお察しいたします・・・
うちのオヤジも癌で逝きました。
オヤジが入院中に我夢土下座の「あともう少しこのままで」を聴いて
涙が止まりませんでした。
くめさんも今はそんなご心境ではないでしょうか・・・
お気持ちお察しいたします・・・
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by
tagu
at 2007-09-27 20:42
x
そばにいてやるだけで十分だと思います
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by
大棟梁
at 2007-09-27 21:32
x
でも頑張ってください。
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by
紅ちゃん
at 2007-09-27 22:35
x
突然こんなことになるなんて・・・
お母さんとはお会いしたこともないのに
くめさんの文章を読んで泣いてしまいました。
オヤジのが亡くなった時と全く一緒で
当時のことが鮮やかに蘇ってきました
そう ただ見守るだけ・・・
ぼくもただ見守ってやることしかできませんでした。
病院のなにもない壁がいっそう哀しく見えてきます。
お母さんとはお会いしたこともないのに
くめさんの文章を読んで泣いてしまいました。
オヤジのが亡くなった時と全く一緒で
当時のことが鮮やかに蘇ってきました
そう ただ見守るだけ・・・
ぼくもただ見守ってやることしかできませんでした。
病院のなにもない壁がいっそう哀しく見えてきます。
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by
Yoko
at 2007-09-28 00:32
x
Commented
by
くめ
at 2007-09-28 06:27
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